6年間通った塾の授業料を踏み倒す

 
  Rは中学1年の時に近所の塾に入塾した。以来、高校を卒業するまで、その塾で勉強を続けた。ところが、授業料を支払いを忘れるなどが重なり、高校2年生の終わりの2月末にはには300万円を近い金額が未払いのままだった。 

Rの親のM家のHが月3万円〜5万円ずつの支払いで、この金額を支払いたいという申し出があり、塾側は、これを了承し、M家の財政負担を考慮して、過去の累積した授業料については、月3万円ずつの支払いを行ってもらい、高校卒業までRの授業を継続した。

HはRが高校を卒業するまで、月3万円ずつの支払いを継続したが、Rが高校を卒業すると同時に支払いを停止した。塾側が12月に請求すると、弁護士を使って、「支払うべき金額は一切ない。」と返答し、支払いを拒否し、裁判となった。